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親の死の後におそってくるもの [心理]

7回忌もすみましたが、
今でも母の夢をみることはあります。
亡くなった夜は
病気だったので覚悟していたとはいえ、
暗い闇に沈んでいくような
激しい喪失感。

慰められたのは、
以前に身内を亡くされた方の、
「何年たっても泣いてしまうよ
だから、亡くなって数週間で立ち直るはずないよ」
という言葉でした。
そして、親を失った方の、共感あふれるまなざし。

自分が親を失うまでは、
悲しいだろうというのはわかっていたのですが、
決して「わかる」ことのできない悲しみ。

思えばどんな悲しみでも、
実際経験しない限り
本当の意味で「わかった」ということにはならないのでしょうが。
共感性が高いゆえに、
相手の悲しみをわかったような気持ちになっていたのでしたが、わかるのはほんの一部分、と大いに反省させられました。

そして、葬儀の済んだ頃からの
後悔の嵐。
その時その時、ベストと思える選択をしたはずなのに、
あのときこうしていたら(もしかして母はなくならずにすんだのではないか?)
という考えが次々わいてきます。
状況を部分的に知っている人に
「あの時抗がん剤を使わずに退院させていたら、よかったのではないか」
などと言われてしまうと、母を思っての言葉だとしても
そうかも、と、自分も思っているので、
その時はベストと思った選択であってもやはり
傷つきました。
親をみとった人から、
「どんなに一生懸命介護しても、後悔が襲ってくるのはしかたないよ」と教えていただきました。

今、親を亡くして悲しみのどん底にある人に。

お母さんは天国にいきました。
今は苦しみも悲しみもなく、
楽しく、先に亡くなった親しい人と再会しています。
悲しみで泣いてしまうのは当たり前です。
親なのですから。
私なんて、7年たってもまだ、ふとした時に泣いてしまいます。

後悔に襲われるのも当たり前です。
やってあげなかったから、でなく、
その時にできる精一杯をやってあげたって、
後悔するのです。
ましてや心の準備もなく、
亡くなってしまったら、
激しい後悔が襲ってくるでしょう。

私は夢でいろいろな
「もしも」のシュミレーションをみました。
母は生きているのですが、
結局最後はいなくなって、泣きながら目覚めます。

だから、後悔しているのはあなただけではありません。

慰める言葉なんてみつかりませんが
それでも、泣いたり、後悔したりするのが自分だけでない、
親を亡くした人は、みんな、そうなんだ、
という事実に、少しは慰められることをお祈りします。

タグ:親の死


2014-03-14 10:04  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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不仲なママとパパへ。 [心理]

コモモの話で出てきた減点パパの主題歌
満点パパのうた。

♪ぱぱ大きな丸をあげるよ
ボクうちの子でよかったよ♪
というような歌詞。

NHKでやっていたと思うのですが
仲良しの親子が出てくる番組だったと思います。

火曜日のサザエさんのうた
♪うちと同じね仲良しね
私もサザエさんあなたもサザエさん♪

この2曲をふと思い出したのは、コモモが生まれた後(10年近く前)だったのですが、
いつも、歌っているうちに泣いていました
昔は歌詞を1回聞くと覚えてしまっていたので、
曲の好き嫌いは関係なく、
よく耳にした曲は覚えているのですが、
思い出して口ずさんで泣いてしまうのは
この2曲でした。

コモモが生まれなければ、
歌ってあげようとも思わなかったと思うので
思いだしもしなかったかもしれませんが、
思いだして口ずさんで泣いてしまうことに
自分で疑問を感じ、
いろいろ考えて、

もの心ついた時から、
両親は仲が悪いときがあった。
悪いときは、
母がみんなで死のうか、とまで言うぐらい。
母はその頃20代後半ぐらいで、
若かったので、
たぶん本気で死ぬ気はなかったと思うが。
離婚したのは次女が大学を卒業してから。

その頃父が浮気していたり、
金の価値観が両親で違うことで
よく喧嘩していた。
私は、そんなに喧嘩するなら別れればいいのに、
と、高学年のころにはすでにそう思っていた。
今となっては、
母はそんな父でも愛していたから
別れられなかったのだろうということがわかるが、
小学生にはそんな男女の機微なんでわかるはずもない。
泣かせる父と、泣く母。

減点パパや、火曜日のサザエさんをよくみていた。
面白いから見ていたと当時は思っていた。
コモモが生まれ、思い出してみると、
私はブラウン管の向こうの幸せな家族にあこがれていたと思う。
だから、テーマ曲を歌うと泣いてしまうのだ。
その頃の羨ましがっていた自分、
両親の不和で不安だった自分がよみがえって。

そう気が付いてから、泣かなくなった。

私の育った家は、不幸な家庭だと人は言うだろうけど、
当事者は生きるのに精いっぱいで
自分が幸せか不幸か考えるゆとりはなかった。
母は幸せだと言っていた。
最後に必ず、こんないい子が授かったからね、と。
母にとっては愛する人との幸せな生活で
父母に子供への愛情がなかったわけではない。

でも、今離婚を考えている
子供を持つ親ごさんにお願いしたい。
「子供のために別れない」と
本気で思っているにしても
別れたくない言い訳で使っているにしても
子供は傷つきます。
さっさと別れて新しいスタートをきったほうが、
子供にとっては何倍もいいのです。
愛情に満ちたひとり親家庭での経済的な苦しみの方が、
お金があっても一緒に暮らす人と憎み合う生活より、幸せです。(我が家はお金もありませんでしたが。)

家庭に恵まれた夫は、とてもいい性格をしています。
いっぽう私はひねくれていると思うことがしばしばあります。
もちろんこの年になって、
すべてを家庭不和のせいにするつもりはないし、
結婚して幸福にならなければ
自分のひねくれた面に気が付きさえしなかったでしょう。

苦労は買ってでもせよと言われますが、
普通の子にこんな苦労は必要ありません。
両親の不和のツケが子供に影響を与えることを考え
夫婦で仲良くできないなら見切りをつけることをご検討ください。
そういう家で育った私からの、
お願いです。

どの子も、心から「ぼくうちの子でよかったよ」と歌える家庭であってほしいです。


2014-03-13 21:04  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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